ハコスカの愛称で親しまれた日産スカイラインの三代目は、1968年7月に登場しました。
「愛のスカイライン」というメッセージを掲げ、パートナーとドライブを楽しむことができるクルマをコンセプトに開発されましたが、プリンス自動車工業が日産と合併後、初めて企画されたモデルで、エンジンはプリンス製の直列4気筒OHC1500cc G15型を搭載されました。

デザインは愛称の通り箱型のシンプルなデザインですが、フロントマスクなどは精悍かつ力強さに溢れ、男性受けするスタイルでした。
スポーツグレードであるGT-Rはレースで大活躍したこともあって、名車の一台として数えられることが多いクルマです。

四代目は1972年9月に登場しました。
デザインは直線基調だったセダンモデルに比べると、リアが下がるスタイルが採用されました。

ケンとメリーが登場するスカイラインのCMに共感する人が多く、累計販売台数は歴代で最高になったモデルです。
特にCMに登場する2ドアクーペに憧れる若者が大勢いたようです。

北海道の美瑛には、当時のCM撮影現場が観光地となって多くの人が今でも訪れています。

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