世界では多くの国々が右側通行にもかかわらず、日本では左側通行となっています。
この理由としては、侍のルールとして定着していたということがあるともいわれています。

 

江戸時代、侍が行き来するのに右側通行にすると刀が当たってしまい、無用の争いが起きてしまったので、これを避けるために左側通行のルールが定着したとも考えられます。

 

また世界ではなぜ右側通行が主流となっているのかというと、世界はもともと左側通行だったのですが、ナポレオンの影響で右側通行になったとされる説があります。

 

これは、ナポレオンが左利きのため、側近は彼の「剣の利き手」の左側から近づくように義務づけられたためであるとか、銃の構え方から左側に敵を回すと戦いに都合が良くて、素早く攻撃できるのでそうしたともいわれていたりもします。

 

諸説あるのですが、今の世界では右側通行を採用している国が多く、日本はこの流れに逆らっているような形となっています。
これは、やはり日本が島国で世界の流れというものから取り残されていたということが関係しているとも考えられます。

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