ウォーターポンプとはエンジンを冷却するための冷却水を循環させるためのポンプで、エンジン各部とラジエーター、そしてウォーターポンプインレットまでを冷却水を圧送循環する働きがあります。

 
エンジンを運転すると高温になり、冷却しないとアルミ製のエンジン本体やエンジン内部のシリンダーとピストンリングの滑動部分が熱で溶けてしまい、故障してしまいます。

 

ウォーターポンプはアルミ製の部品で内部にハネを持っており、タイミングベルトでエンジンの回転を直接利用するか電動式で駆動している装置です。

 

ポンプ内部にあるメカシールが劣化するとポンプから周波数の高い「キーン」といった異音がすることがあるので、ポンプの異音(鳴き)が聞こえたらメカシールを交換するか、ポンプそのものを交換する必要があります。

 

ウォーターポンプは故障していなくても10万kmを目安に定期的に交換する必要がある部品です。
新車を購入した場合にはポンプが問題を起こす可能性が低いのですが、中古車を購入した際に異音がしたらポンプを交換する必要があるかもしれません。

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