車というのは高速で走行する乗り物ですから使用していくといろいろな部分が消耗していきます。
路面と接地するタイヤは特に消耗が激しく、数万キロも走行すると溝が摩耗するので替えなければいけません。

 

交換を怠って走行を続けるとブレーキ性能は悪くなり事故の可能性が高くなります。
そしてゴム製品ですのでそれほど走行していなくても、日光などによる経年劣化でヒビ割れを起こしますから、そのような状態で走行するとタイヤバーストを起こしてしまうことがあり、高速走行中に発生するとコントロールもきかなくなるので大変危険です。

 

その他高速走行時では路面に水があるような場合ハイドロプレーニング現象といってタイヤの溝からの排水が間に合わずコントロール不能になってしまうこともあり、もちろん摩耗したタイヤの場合当然その可能性は高まります。

 

そして摩耗したタイヤによる走行をさらに続けると、タイヤの中にあるワイヤーが露出してしまい、それが路面と摩擦することで走行中火花が吹く可能性もあるのです。

 

こうなると火災の原因ともなるのでより深刻な事態をまねく恐れがあります。

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