自動ブレーキは衝突事故を未然に防ぎ、安全性を向上させる装置として期待されていますが、本当に信用できるのか心配な方も多いのではないでしょうか。

自動ブレーキで心配になるポイントとしては、本当にブレーキがかかるのか、誤作動で急ブレーキがかかってしまうのではないかということだと思います。
実際に過去には自動ブレーキが作動せず衝突してしまったり、誤作動で急停止して追突されるといった事故が発生しています。

 

こうした事故が発生するのは、自動ブレーキが開発途上の技術であり、「障害物を発見すること」と「障害物と衝突する危険があるかを正確に判断すること」の識別がコンピューターには難しいからです。
そのため、悪天候で障害物を発見できなかったり、前を横切る車を障害物と判断するなどのミスが発生してしまうのです。

完成された技術ではありませんが、交通事故総合分析センターによると自動ブレーキを搭載することで事故率が6〜8割減少したというデータもあり、現段階でも事故の減少に大きな効果があると証明されています。
自動車事故の原因のなかで自動ブレーキが原因となる割合はとても少ないことを考えると、信用できるといえるのではないでしょうか。

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