I様・ベンツSL500、一般修理。(ブレーキ等・警告灯多数)

「ブレーキが効かなくなった」でレッカー入庫です。

走行中にブレーキが効かなくなり路肩には停車できたそうで、現場でブレーキが効かないこととバッテリーの警告灯が点灯していることを確認し工場に戻りました。

点検・診断:バッテリーの電圧低下などのエラーまみれ、バッテリーの状態が悪くブレーキが効かなくなったのは電圧低下などが原因のようです、オルタネーターテストをすると電圧11.60Vで低すぎです、バッテリーは補充電(機械)でしましたがダメなので、オルタネータとバッテリーの交換することになりました。

バッテリー・オルタネータは持ち込み作業です。

オルタネーターは取り外した物と交換する物のプーリーの形状が違い、ベルトの位置が正常ではないのでそのままは怖いので付け替えました。

右が新しいオルタネーターです。

上の大きい溝があるせいでベルトが正常な位置にきません

プーリー付け替え

古いオルタネーターのプーリー組み付け

マーキングをしておきました。

交換後は電圧は正常になりました、ほとんどのエラーは消えましたがバッテリー警告灯だけ消えません。

点検継続→バッテリーコントロールユニットとコミュニケーションがとれない・・・ユニット信号ライン点検→良好でした→ユニット点検で開けてみると基盤が焦げていました。

ユニットを交換後に診断等をし正常にもどりました。

エンジンルームにあるバッテリー(エンジン始動用)は補充電しましたが交換することをオススメします。

ご来店ありがとうございました。

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