プジョー407、修理。

修理の内容は、オイル漏れと、ブーツ破れです。

↑右側のドライブシャフトブーツ破れと、

↑左側もドライブシャフトブーツ破れのため交換します。

↑右側。 シャフトを抜いて交換しますが、

↑中間サポートのベアリングのボールが全くありません。

↑中間サポートのブラケットには、ベアリングのアウターレースが残ったままとなり、

↑まずはアウターレースを外す作業からとなります。

↑ベアリングのアウターレースを外し、

↑ドライブシャフト側は、サンダーでインナーレースを削り割る作業となりました。

中間サポートのベアリングが必要となりますが、パーツを調べると国内在庫なし、

本国も在庫ないため、ベアリング寸法を測定し国内のベアリングを使用し

↑組付けしました。 これで何とか間に合いそうです。

↑アウタージョイントは洗浄し、後にグリスを詰め込みます。

↑そうして出来た右側のドライブシャフト。

↑左側もドライブシャフトを抜いて交換しますが、

↑こちらはインナーブーツも抜く時に破れる状態に硬化していましたので、

インナー側も左側は交換となりました。

↑左側は、右側と比べると短いですので、中間サポートはありません。

↑左側も洗浄しグリスを詰め込み組付け完了です。

↑右側の作業中に発見したのが、キャリパーのブーツ破れ。

↑破れていました。

ダストブーツを交換する時、ピストンを抜きますが、

↑破れている方のピストンは錆びている状態でしたので、錆を落とし組付けしております。

↑右側完成。 ブレーキパッドの摩耗とディスクローターも摩耗しており

↑交換となりました。 左側も完成。

次はオイル漏れの修理です。

↑ヘッドカバーのガスケットを交換しますが、全て液体ボンドで補修します。

↑一番手前側から

↑カバーを外し、補修し

↑組付けし、手前から2番目のカバーを外し、

↑取り付け面の清掃、

↑エンジン側も清掃し、

↑取り付け。

↑オイルフィラーキャップもパッキンの硬化のため交換。

↑奥のバンクは、インテークマニホールドを外し作業します。

↑手前側のカバーを外し、

↑補修し、

↑組付け。

↑一番奥のバンクですが、イグニッションコイルを外しビックリ。

↑手前側。

↑真ん中。

↑一番奥とオイルでスパークプラグも見えなくなっている程のオイル漏れ。

↑カバーを外し清掃後、

↑補修し、

↑組付け完了です。

↑オイル漏れは、オイルパンのガスケットからもあり、

↑オイルパンを外し、取り付け面の清掃と、↓

↑オイルパンにガスケットを塗り、

↑組付けしました。 同時にオイルエレメントも交換しております。

↑次の課題ですが、ベルトを今回交換する予定でしたが、

↑テンショナーに工具を差し込み緩める場所が割れている為、

次回入庫時の課題となります。

以上が、今回の整備内容です。 ご入庫いただき、ありがとうございました。

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