今回は、車検整備以外にもいろいろ修理したので長期預かりとなってしまいました。
ブレーキを点検。
前後ブレーキキャリパーのダストブーツ(矢印部分)がめくれていました。
このまま放っておくと、隙間から雨水が侵入してブレーキが固着してしまう恐れがあるのでキャリパーのオーバーホールを行いました。
↑フロントブレーキ分解。
↑リアブレーキ分解。
新しいダストブーツを組み付けて、ブレーキオイルのエア抜き&交換を行いました。
↑ブレーキオイルは車検ごとに定期交換をお勧めしています。
ブレーキパッド残量は前後とも沢山残っていました。
冷却水に添加剤を注入。
車検ごとに注入し、性能の低下を防ぎます。
エンジンオイルの漏れ(2か所)を修理。
1か所目はエンジンヘッドカバーです。
↑ガスケット交換を行います。
カバーを取り外し、ガスケットを交換しました。
2か所目はオイルエレメントハウジングです。
エレメントハウジングを取り外すためにはオルタネーター等も取り外さないといけません。
↑いろいろ取り外して、オイルエレメントハウジング全体が見えました。
↑エレメントハウジングを取り外しました。
ベルト、テンショナー、各プーリー、オイルホースも同時交換しました。
エンジンオイルも抜き取り、新しいオイルを注入しています。
ATFを交換。
交換前にコンタミチェックを実施。
少し汚れていますが、交換しても問題ない範囲でした。
抜いたオイルは結構黒ずんでいました。
フィルターも交換するので、オイルパンを脱着。
温度管理をしながらモチュールATFを注入しました。
ワイパーカウルを交換。
モール部分が劣化していました。
色も白っぽく変色していました。
運転席ドアミラー交換。
格納しない症状が出ていました。
モーターのみの供給はなかったのでアッセンブリーで交換となりました。
雨漏れ修理。
大雨が降った次の日、お車に乗り込むと水が溜まっていました。
↑フロアマットをめくりました。指の第一関節ぐらいの深さまで溜まっています。
点検すると、運転席ドアのインシュレーターから室内に侵入していました。
内張を外してインシュレーターを交換しました。
交換後、室内を数日かけて乾燥させました。
天井の修理をしました。
布の接着剤がはがれて垂れ下がってきています。
折れ曲がらないように慎重に取り外し。
布部分を張り替えて装着。
左右Aピラーのカバーも布がめくれていたので交換しました。
エアーバックマークのパネルも
取り外し時、割れてしまったので交換しました。
以上が今回の整備内容です。
長い間お待たせして申し訳ございませんでした。