HomeBlogダイハツダイハツ・ミゼット2、車検整備。

ダイハツ・ミゼット2、車検整備。

点検時の走行距離は110000kmでした。

サイドブレーキを長時間引いたままのしていると、

発進時に何かがひっかかっている感じで前に進まないという症状が発生していました。

サイドブレーキは正常に動作しているので、ブレーキを分解して点検をしました。

右後輪に異常を発見。ブレーキオイルが漏れています。

漏れたオイルとブレーキダストが混ざってペースト状になっています。

この状態でサイドを引いて長時間停車していると、ブレーキシューがブレーキドラムに張り付き

ブレーキの引き摺りを起こします。

分解・清掃をして部品を交換していきます。

今回は、ブレーキシューのリターンスプリングも同時に交換しました。

ホイールシリンダーのブーツが破れていました。

漏れたブレーキオイルでバックプレートの塗装が傷んでいたので

清掃・脱脂後、ペイントをしました。

交換後、ブレーキオイル交換・エア抜きを行いました。

フロントブレーキの状態は良好でした。

清掃後、ハブベアリング等をグリスアップしました。

クラッチのレリーズベアリングの音が気になるという事で、クラッチをオーバーホールしていきます。

レリーズベアリングは手で回すと引っかかりがあり、スムーズに回らない状態でした。

クラッチディスクはまだ使えそうですが、取り外したので交換します。

↑新しい部品。

クラッチ交換ついでに、発進時の金属音の原因がわかったので対策をしました。

プロペラシャフトの部品が外れていました。(矢印部)

取り外して異音解消です。

ミッション脱着時、オイルが抜けたのでミッションオイルを交換しました。

エンジンのヘッドカバーからオイルが漏れていたので修理をしました。

ガスケットを交換して漏れは止まりました。

エンジンオイルを交換しました。

10万kmを超えているのでタイミングベルトとウォーターポンプの交換依頼をいただきました。

カバーを取外し

タイミングベルトとウォーターポンプを取外しました。

↑交換後

ラジエータキャップも交換してほしいという事なので新しいキャップを手配。

冷却水注入・エア抜きをしてタイミングベルト交換完了です。

エアーエレメントが汚れていたので交換しました。

スタビライザーのブッシュがひび割れていたので

スタビライザーを取り外してブッシュを交換しました。

以上が今回の整備内容です。

ありがとうございました。

This is a staging enviroment