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メルセデスベンツ・Aクラス(W176)、冷却系統の修理。

エンジンチェックランプ点灯でご入庫頂きました。

診断機を接続して故障コードを読み出します。

オイルポンプバルブのエラーとサーモスタットのエラーが入っていましたが

オイルポンプバルブのエラーはチェックランプが点灯していない時も入っていたので

今回はサーモスタットの交換となりました。

冷却水量の警告メッセージも表示されていたので漏れを点検すると

ウォーターポンプから漏れていたので交換していきます。

写真中央あたりにあるピンクの部分が冷却水が漏れている所です。

ウォーターポンプはエンジンの前側、エキマニを取り外して作業します。

↑取り外してウォーターポンプ

ロッド部分から漏れていました。

↑新品

ファンベルトの状態も悪かったので

交換しました。

サーモスタットはエンジンの後ろ側に付いているので、インマニを外して作業します。

↑よく見ると、配線が刺さる部分に冷却水が漏れた形跡がありました。

取り外す時、エンジン接続部が固着していて割れました。

サーモ周りのホースを取り外す時、エレメントハウジングの接続部が経年劣化で折れてしまいました。

↑新しいサーモ

↑新しいエレメントハウジング

部品組み付け後、エンジンオイルの交換も行いました。

最後に、エラーの消去・冷却水注入・エア抜き・漏れの確認を行い

今回の整備は完了です。

ありがとうございました。

This is a staging enviroment