入庫時の走行距離は100100kmでした。
各部点検・見積もり後、作業を開始します。
↑フロントブレーキ
↑リアブレーキ
ブレーキの状態は良好でした。
ブレーキオイルは車検ごとに定期交換が必要なので
交換しました。
ホイールが汚れていたので
洗浄しました。
ハブ周りをグリスアップしました。
左タイロッドエンドのブーツが破れていたので
交換しました。
交換後、ハンドルのセンターが少しずれていたので調整を行いました。
左ナンバー灯が点灯していなかったので
電球を交換しました。
ワイパーを交換しました。
エンジンオイルと
オイルフィルターを交換しました。
燃料に添加剤を注入しました。燃料ラインの洗浄・吸排気バルブの洗浄等の効果があります。
警告灯が点灯しているので点検をしていきます。
あまり見かけない警告なので取説を見てみました。エアサスに故障があるみたいです。
お客様の話では、1週間ぐらい動かさずに置いているとかなり車高が下がるとのことなので
エア漏れを点検しましたが漏れているようなところは見つかりませんでした。
診断機を接続して故障コードを読み出すと
プレッシャーセンサーのエラーが入力されていました。
エラーを消去してもコンプレッサーが作動するタイミングで同じエラーが入力されてきます。
圧力を見ていると、ポンプ作動してしばらくは2bar付近なのですが
警告灯が点灯するタイミングでいっきに20bar付近まで上昇するので
圧力センサーの故障かバルブブロックの故障が考えられます。
圧力センサーは左後タイヤの前に取り付けてあるバルブブロックに刺さっています。
1年前に交換しているという事ですが、ここを交換してみないと診断が進みません。
お客様と相談の結果、バルブブロック(圧力センサー付き)を交換となりました。
純正部品を取り付けました。
組み付け後、警告灯の点灯とエラーの再入力が無いので修理完了です。
以上が今回の整備内容です。
ありがとうございました。