4代目ハイエースは、
3代目から7年後にフルモデルチェンジされました。

その特徴は3代目にはなかった豪華なリアシートが
ワゴングレードに用意され足り、
エンジンの再編も行われるより、
大型で且つパワフルな上位グレードも用意されるなど、
そのバリエーションが大きく広がったことに有ります。

更に燃料供給口が従来の右から左へと移ったことで、
一般的な乗用車と同じ向きになり、乗用車から乗り換えたときに
違和感なく給油が出来るという細かい点にまで及びました。

その為、従来の多目的バンとしての使い方だけではなく、
アウトドアやレジャーの為に購入するという一般の顧客層も取りこんで
販売台数を大幅に伸ばしました。

また、従来のバンとしての扱いを脱却し、
多目的乗用車として認知されたことから、
価格帯の上昇により収益性が一段と高くなりました。

その為、通常バンには装備されないパワーウィンドウや
標準的に装備されるパワースライドドアなどの豪華装備が
装着されるようにもなったのです。

しかし、高級ミニバンへの要求が高まったことからアルファードが登場し、ハイエースは本来の多目的バンに回帰し5代目にバトンタッチしました。

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