かつてトヨタ自動車から販売されていたカリーナは、
1970年にスポーティカーのセリカと同じシャシを使って登場しました。
4代目にコロナとシャシを共有し姉妹車となるまでは、
セリカとシャシを共有するスポーティなセダンがカリーナの魅力でした。
特に、クーペのような2ドアセダン及び2ドアハードトップは、
スポーティなデザインで人気となりました。
初代発売から7年後に2代目、
3年後に3代目へとフルモデルチェンジされました。
2代目も初代のコンセプトを踏襲し、
デザインも大きな変更はありませんでしたが、
リヤエンブレムが「TOYOTA CALINA」となり、
初代の「TOYOTA 」から変更されました。
また、搭載されるエンジンに関しては、
排出ガス規制適合の13T-Uエンジン、及び2T-GEU型エンジンに変更されます。
3代目からは2ドアセダンが消滅し、スポーティさよりも
ファミリカーとしてのニーズに応える形のクルマとなっています。
また、3代目が最後の後輪駆動となり、
4代目以降は前輪駆動となります。
それに合わせて、シャシがコロナと共有となります。