「日本の風土が生んだ日本の名車」をキャッチフレーズに、省燃費と高性能をうたったスカイラインの五代目は1977年8月に登場しました。

プラットフォームは日産・ローレル(C230型)と基本的に共通で、ボディスタイルは先代モデルを踏襲しつつも、ヘッドライトが四角い形となり、ボディラインも直線基調となっています。

搭載されたエンジンはTIシリーズ3種類の直列4気筒OHCエンジン、GTシリーズには2種類の直列6気筒OHCエンジンで、自動車排出ガス規制によって高出力のDOHCエンジンは当初は設定されませんでした。

L20E型エンジンに高性能なターボモデルが追加されたのは3年後のことで、最高出力は145馬力でした。

六代目は1981年8月に登場し、アメリカの俳優ポール・ニューマンを広告キャラクターに起用されました。

また、1983年に190馬力を発生するスーパーチャージャーエンジンを搭載した2000ターボRSが追加され、歴代スカイラインの中で最も高出力を誇ったことから、走りを追い求める「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが用いられました。

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