日産が誇るスポーティな高級セダンであるスカイラインの七代目は1985年8月に登場しました。
プラットフォームはローレル(C32型系)と共通で、ボディデザインは直線的なスタイルのセダンとスカイラインとしては初となるハードトップの2タイプでスタートし、後にワゴンとクーペが追加されました。

パワートレインはL20型エンジンから新世代のRB20系ユニットが搭載され、RB20DET型は最高出力180馬力を発揮しました。
サスペンションには4輪独立操舵システムであるHICASが採用され、優れた操縦安定性と乗り心地を両立しました。

八代目は1989年5月に登場し、ボディデザインは先代に比べると丸みを帯びています。
また大幅なダウンサイジングが行われ、スカイラインとしては最後の5ナンバーモデルとなります。

またボディ形状はワゴンとハードトップが消滅し、サッシュレスの4ドアセダンと2ドアクーペのみとなっています。
ダウンサイジングによって重量は軽くなり、4輪マルチリンクサスペンションとパワーアップしたエンジンにより、走行性能も向上しています。

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