日産の主力車種であったブルーバードの三代目は1967年に登場し、1300cc以上の中級モデルで、ボディは大型化され、ハイスペックであるのに価格が高くないことから日本国内でヒットしました。

小型車ダットサン・サニーが発売になったことから、ブルーバードはミドルクラスへと移行し、搭載エンジンも1300以上となりました。
ボディデザインは直線的でシャープなデザインとなり、エレガントなクーペモデルが新たに加わりました。

また、サスペンションは日産初の四輪独立懸架を採用し、ラリーでも活躍したことから歴代ブルーバードの中でも最も成功したモデルの一台となりました。

四代目は1971年に登場し、アクの強いデザインとなり、クーペが消滅した変わりに2ドアハードトップが加わり、サイドウィンドウ下のJラインと呼ばれるガーニッシュが特徴的でした。

また、ホイールベースを150mm延長してフロントオーバーハングを55mm延長したアメ車のようなロングノーズスタイルを持ち、直列6気筒2000ccのL20型エンジンを搭載した2000GTシリーズが追加されましたが、排ガス規制の対象となり売上は伸びませんでした。

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