ブルーバードは、1959年に初代モデルが産声を上げ、ダットサンブランドとして発売されました。
七代目、八代目ブルーバードについてお話します。
七代目は1983年に登場しU11型系として1990年まで生産されており、北米市場では、六代目モデル同様「日産・マキシマ」として販売されました。
ブルーバードで始めてのエンジン横置きFFモデルで、はじめてのV型6気筒エンジン「VG20 」を搭載し、6代目モデルと比べてパワーアップされました。
ブルーバード八代目は1987年に登場し、U12型系として1991年まで販売されていました。
ブルーバード初の四輪駆動車で、4ドアセダンと4ドアハードトップが生産され、7代目モデルをよりやや大きめのボディーを搭載し、全体的に丸みを帯びたフォルムとしてモデルチェンジしました。
この車が生産された頃、日本はバブル経済を迎えており、当時、日産自動車が生産していた上級モデルの販売が好調であり、素晴らしい機能を搭載していながら、200万円台後半から300万円台前半という中途半端な価格であることから、他社の競合モデルに販売台数で大きく差を付けられました。