「雨漏り」と言うと、瓦、板金、シーリングなどの経年劣化による屋根からの雨漏りや、外壁のひび割れや、シーリングの劣化部分から内部に雨水が侵入して起こる外壁からの雨漏りなどを連想することが多いでしょう。
しかし、車は雨漏りしないのでしょうか?
結論から言うと、雨漏りします。
なぜなら雨漏りは、「外側を構成している部分の経年劣化やひび割れなどによって引き起こされるのです。」
このことから、雨漏りは家だけでなく、車にも起こりうるものであるとご理解できたでしょうか?
では、どうやって雨漏りするのかお答えします。
車の場合、屋根部分は基本的に一枚板で構成されているため、シーリングなどが理由となって雨漏りが起こることはまずありません。
しかし、板自体に亀裂が生じてしまっていればそこから内部に雨水が浸入する可能性は十分にありますし、他のパーツとの接合部分のシーリングが剥がれて雨水が侵入してくるという事もあります。
車が雨漏りは、天井部分にシミが出来ることで症状に気づくというのがほとんどです。
その時点では、すでに内部に水が浸入しているため、場合によっては電装品の交換が必要になる可能性がある為、出来るだけ早く気づくことが重要です。