最近エンジンオイルの減りが異常に早いなと思われている方は少なくともおられることでしょう。
その原因はいったい何なのでしょうか?
今回はそれについてお話させていただきます。
まず、自動車のエンジンは非常に重要なパーツになることから、常に適切なメンテナンスが必要です。
エンジンは構造上としてピストンがシリンダー内で激しい動きをすることになり、エンジンオイルを用いて潤滑と冷却を同時に行っていることが一般的です。
オイルが無い状態では、いわゆる焼き付けの状態に陥ってしまうことになるので、オイルは非常に大切な役割を持つことになります。
そんな中、オイルに関連するトラブルの中には大きく分けると2種類のものがあり、それはオイル上がりとオイル下がりです。
オイル上がりとは、エンジンの回転数を上げるとマフラーから異常な白煙が出てしまうことになり、高速走行などを行っている場合に発生することがあります。
シリンダーやピストンが破損してしまうことで、燃焼室にオイルが入り込んでしまうことになり、オイルが燃えてしまうことが原因とされています。
一方でオイル下がりとは、シリンダーヘッドからオイルが下がってしまう現象になり、ステムシールの損傷によって起きてしまう現象です。
どちらもオイル交換とメンテナンスが大切になり、普段からオイル交換を適切に行っていると防ぐことも不可能ではありません。
日頃のメンテナンスが大きなトラブルを未然に防ぐことになるでしょう。