パワステフルードは、油圧式のパワーステアリング装着車のみあり、ステアリングラックを動かすための油圧伝達媒体としての役割と、オイルポンプを潤滑させる役割を担っていて、高温高圧になりやすく使用していると徐々に劣化が進み、劣化している状態で使い続けるとオイル漏れなどのトラブルが起きる可能性があるので、定期的なメンテナンスが必要になります。
メンテナンス方法は、オイル量と劣化具合の確認があり、オイル量の確認は、エンジンルーム内にオイルタンクがあるのですが、場所が分からない場合は取扱説明書に記載されていますので、事前に確認しておきます。
オイルタンクはメーカーや車種によって様々な種類があり、タンクにUPERとLOWの目盛りが記載されていたり、蓋にレベルゲージが付いていたりするのですが、パワステフルードがUPERとLOWの範囲内にあれば問題ないですが、LOWを下回ってした場合は補充します。
劣化具合の確認は、色を確認して茶色く変色しているようでしたら交換時期となりますが、メーカーによっては交換時期を指定しているところは非常に少ないので、定期的なメンテナンスで交換時期を確認します。