交通事故を起こしてしまうと、相手の身体や車、その他の所有物に損害を与えてしまうことに加えて自分の車も損害を受けます。
この、事故で損壊した自分の車に対しての保険が車両保険です。
車両保険の補償範囲は、自動車対自動車の事故ばかりではなく盗難や台風・突風・洪水などの自然災害、落書きやいたずらなどの予測が不可能な偶然の事故による修理代の保険としても適用される内容になっています。
また、単独事故での電柱やガードレールへの衝突や転覆、相手のわからないいわゆるあて逃げ事故による自分の車に対しての保険としても使えます。
ただし、車両保険にはトータルなケースで補償が受けられる一般タイプと車どうしの事故に限定して補償の対象になる車対車限定タイプがあります。
車両保険は自分の車のための偶然の事故による修理代の保険なので、その車の価値に応じて契約できる額が決まります。
車の価値は車種や年式、グレードなどによって金額が一台ずつ個別に異なりますから、車両保険に契約をする際にははじめに金額を決める必要があります。
車の価値がわかったら、その金額に応じた車両保険の保険料を支払うことで契約できます。
