ブルーバードは日産製のいわゆるミドルセダン車で、2012年12月に後継車のブルーバードシルフィがシルフィに名称変更するまで、53年もの長い間親しまれた車種です。
名前のブルーバードはメーテルリンク作の童話の「青い鳥」にちなんでいるとされ、当時の日産社長によって命名されました。
青い鳥が欧米では幸せの象徴であったことも影響しているかもしれませんね。
最初は「スノーバード」が候補に挙がっていたが、アメリカでスノーバードは麻薬常習者を表すため、変更されたという話もあります。
しかしアメリカでは「ダッツン」の名前で販売されており、変更する必要もなかったのですが、今となってはブルーバードがしっくりくるような気がします。
また2代目ブルーバードからは、スポーツタイプが投入されることになり、「SSS」という呼称が付けられました。
「SSS」とは「Super Sport Sedan」のことです。
日本市場において「SSS」の呼び名は2001年に消滅しましたが、2013年にオセアニア市場復活を遂げています。
こちらも日本で2006年に消滅したパルサーの車名と同時復活となり、多くの往年のファンが懐かしんだようです。