日本のオープンカーとして世界で最も売れているのがマツダのロードスターで、1989年に初代モデルが登場して以来、販売台数は世界で100万台近くになっています。
2015年には4代目に移行し、カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれました。
サイズは、2人乗りのコンパクトカーなので実用性は高くありません。
しかし、その分、走って楽しいというが、ロードスターの最大の魅力で、これはすべてのオープンカーに言えることでしょう。
雨天時のために通常は帆をかぶせるソフトトップですが、格納が可能なハードトップタイプも人気です。
日本のオープンカーの歴史を振り返ってみると、1950年〜1960年代にかけて、ホンダS600、S800やダットサンフェアレディ、トヨタスポーツのタルガトップタイプなど、魅力的なクルマが次々に販売されていた時期がありました。
これらのオープンカーはどれも名車として知られ、現在でも中古車市場で高値で取引されています。
また、最近では軽自動車のオープンカーが格安で手にはいることから人気となっています。
2015年にはホンダS660、ダイハツコペンの2台が次々に登場し話題となりました。