海外は左ハンドルに対して、日本車はなぜ右ハンドルなのか気になったことはありませんか?日本の科学技術は、イギリスからの影響力が多く、イギリスと同じく右ハンドルになっています。

 
そもそも、なぜイギリス車は右ハンドルなのかというと、馬車と関係している点が強いです。
イギリスの馬車は基本的に1頭だてで、御者は長い鞭で馬を操っています。

 

鞭が馬車の後ろの積荷や幌に当たる可能性を考慮して、御者は馬車の右側に座ることになっています。
左側通行で馬車同士がすれ違う際に、挨拶を行いやすかったということもあって右ハンドルのルーツになったと言われています。

 

明治時代にイギリスの影響を受けたことから、右ハンドルのルーツが始まりました。
明治政府は、黒船開国後の欧米の科学技術の高さに衝撃を受けました。

 

右ハンドルの車が左側通行になることは当たり前で、対面交通の原則から、車が左なら人は右側を歩くことが当たり前だとされています。

 

日本で法制化されたのは、昭和22年道路交通取締法になっています。
現在でもイギリスと同じままでいるのは、技術の高さを認めていることと、尊敬の意味を込めているのでしょう。

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