タイヤは唯一路面と接しているパーツとなり、1本あたりハガキ1枚分の接地面積しかないのですが、車の荷物、重量の支持する役割と、駆動力、制動力の伝達する役割、コーナリングなどの安定性を維持する役割、路面からの衝撃を緩和する役割の4つが常に機能しています。
タイヤ役割の他に7つの基本性能があり、転がり抵抗を減らして燃料消費量を軽減させる低燃費性能、路面や風の影響などによって車の挙動を安定させる直進安定性能、乾いた路面や濡れた路面で安全に発進や停止、曲がったりできるドライ性能やウェット性能、タイヤからのノイズを抑える静粛性能、路面の凹凸から伝わる振動を抑える乗心地性能、無駄なくタイヤを使い経済的に優位性のあるライフ性能となります。
これらの性能や役割を維持させるためには、タイヤの空気圧や残り溝、摩耗状態のチェック、損傷や傷の有無など日常的に点検する必要があり、必要に応じてローテーションなどを行いタイヤを長持ちさせる事で、常にコンディションの良い状態を保つ事ができ、安全に車の運転ができるようになります。
