アルファードはトヨタ自動車が
2002年より製造販売している大型高級ミニバンですが、
2015年に姉妹車のヴェルファイアとともにフルモデルチェンジし、
6年半ぶりに3代目の最新モデルに移行しました。
開発テーマは「大空間高級サルーン」で、
「ミニバン」として、より一つの「高級車」として
磨き上げられたのが特徴です。
ミニバンと言うと、大勢の人が乗ることができる、
という機能性が重視されてきましたが、
若い世代を中心に、セダンに変わってミニバンが
ファミリカーの地位を確立してから、
プラスαの機能性が求められるようになってきました。
そこでスポーツ性能が高められ、
運転する楽しさを追求したミニバンが登場したり、
このアルファードのようにサルーンのような高級感を追い求めて
開発されたミニバンもあるわけです。
デザイン的な特徴としては
大きく空いたフロントグリルは存在感があり、
低重心の安定した走りを実現するために、
フロアを低床化したことによる全高を実現しています。
さらに、前後ダブルウィッシュボーン式サスペンションが
採用されたことも、乗り心地の良さに貢献しています。
台湾・韓国仕様も合わせて、フルモデルチェンジが行われました。