自動車保険のノンフリート契約とは、契約者が所有(使用)する自動車の台数が9台以下の契約を指します。
したがって、通常個人が自動車保険に加入する場合は、ノンフリート等級制度に基づいた契約となります。

ノンフリート等級制度は、割引率(割増率)に応じて、1等級から20等級に分けられています。
20等級が最も割引率が高く、1等級が最も割増率が高くなります。

初めて自動車保険に加入するときは、6等級から始まります。
保険契約期間に事故がなければ、1等級アップします。
一方保険契約期間中に事故をした場合は、等級がダウンします。
事故には1等級ダウン事故と3等級ダウン事故があり、自然災害や飛来した石による事故などは1等級ダウン事故にあたり、人身事故、単独事故などは3等級ダウン事故にあたります。

また、2015年の制度改定で、ノンフリート等級が無事故等級と事故有等級に区分されました。
例えば、同じ10等級でも無事故等級の方が、事故有等級よりも割引率が高くなります。

事故を起こした際に自動車保険を適用するかどうかを判断するために、ノンフリート等級制度を理解しておくことが大切です。

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