ウォーターポンプは、エンジン内に冷却水を循環させるために使用され、オーバーヒート防止効果や凍結防止効果、防錆効果など重要や役割を果たしていますが、異音がする場合は何らかのトラブルが発生した可能性があるので、早急に対処する必要があります。

異音の原因は、主にメシカール鳴り、ベアリング損傷、ウォーターポンプインペラ破損の3種類あり、メカシール鳴りはポンプ内部で密閉する役割があり、冷却水の状態が悪いと劣化してシール機能が果たせなくなって冷却水漏れを起こしてしまうので、冷却水のメンテナンスを行い、異音が続くようであればメカシールを交換します。

ベアリング損傷は、エンジンの回転数に比例して異音も大きくなり、部品自体の寿命やベルトの張り過ぎなどが原因となりますので、ベルト張力を指定の値に設定し、異音がするようであればポンプ交換となります。

ウォーターポンプインペラ破損は、インペラと呼ばれる羽根が破損して異音が出る症状で、時には大きな音がする場合もあり、放置しておくとオーバーヒートなどのトラブルの原因となりますので、早期にポンプを交換します。

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