車が盗まれた時は、まず警察に被害届を出すことになるのですが、この時に注意するべき点は、自分が住んでいる場所ではなく、盗難被害にあった地域を管轄している警察署に被害届を出す必要があるということです。
被害届が受理されると、盗難車は名義変更や継続車検ができなくなるため、できるだけ早く被害届を出すようにしましょう。
また、不正に使用された時の責任を放棄できるため、一時廃車手続きを取ることも重要です。
さらに、そのままでいると、車を所有していないにもかかわらず自動車税を取られてしまうため、これについても、停止を申請する必要があります。
これらについては、身分証明書と各種の所有証明書などを陸運支局に持ち込めば、手続きが行えます。
ただし、軽自動車の場合は軽自動車検査協会で手続きを行うため、注意が必要です。
しかし、車の盗難に対する最も良い対処法とは、まず車が盗まれない状態を作り出すことのあると言えます。
そのためには、車の鍵をこまめにかけて盗まれないようにすることが大切です。
さらに今日では、対人センサーやハンドルロック、輪止めなどの防犯グッズも充実しているため、有効に活用するようにしましょう。
